はじめに
こんにちは、荒木です。
「はじめに」と題してご挨拶をさせていただきます。
思い起こせば、原油高騰が始まったのが2007年冬。
そのときには、まさかレギュラーガソリンが180円を越える事態になるとは、
全く想像してませんでした。
今年の5月(3冊目の書籍を執筆したとき)には150円を突破。
それでも止まらず、あれよあれよという間に180円を突破しました。
原油だけではなく、小麦・大豆も上がっています。
パン、パスタ、醤油が食べれなくなりそうな気配もします。
まだ私たちは「なんとかなる」と思っているかもしれませんが、もしかすると、国を頼らずに自らの力で「どげんかせんといかん」という状況に、追い込まれているのかもしれません。
何とか生き延びて無事に不況を乗り切りましょう。
不況の中でこそ生まれてくるチャンスもあります。
何とかして「不況をフッ飛ばしていきましょう!!」。
このサービスはそういう中小企業への応援歌です。
私たちを取り巻く現状 (目の前に迫る危機)
現在の日本国内では、原油高、原材料高による企業倒産が続いています。中小企業を取り巻く環境では、特に
- 1.不況の影響による受注減
- 2.コスト高による収益性低下
- 3.業界内M&Aによる淘汰
が起こっており、今後3年間は、改善する見込みはないと思っておいたほうが良いと思います。
SNSが中小企業にどのように役立つか?
(1)時間と労力と人件費の節約になる
社内SNSでコミュニケーションの量が増えれば、実行に向けての試行錯誤の時間が減少します。その減少した時間数×社員の時間単位人件費が、社内SNSから生み出される利益になるのです
- 社内SNSの特徴は、
- ・部署の壁は関係ない
- ・時間も場所も関係ない
- ・必要なのは携帯電話と携帯電波のみ
(2)社員のヒラメキを漏れなく活かせるようになる
社員が地下鉄で移動中、停車中で携帯電波が届く20秒さえあれば、ふとひらめいたアイデアを社内SNSに投稿し、他の社員に「このアイデアどう?」と打診することができるのです。
(3)導入コストが安い
プログラム本体は、オープンソースで提供されています。技術力さえあればどの会社でもお金を掛けずに社内SNSを利用できます。実際に、事務所内で使わなくなった古いノートパソコンを再利用して社内SNSを稼動させている会社もあります。
ちょっと試してみたいというときも便利です。
社内SNSが『向く』か『向かないか』の判断基準
社内SNSを使ってみたいと思っている方に、『向く』のか『向かない』のかの判断基準のヒントをお知らせ致します。
社内SNS向く会社
- □「何とか売上を上げる」という執念を経営者が持っている
- □社員にはアイデア豊富な人材が多い
- □社員には若手の人材が多い
- □営業社員など外出している物が多い
- □お客のニーズを営業社員から集めたい
- □事務所が点在している
- □点在する視点間での情報交換の量を増やしたい
- □新規事業のアイデアを社内から募集したい
- □社内の風通しを良くしたい
社内SNSが向かない会社
- □専門性が高く、方向性や意識をまとめる必要がない
- □仲間からアイデアを集める必要がない
- □情報やノウハウを秘密にする傾向がある
- □支店毎に仕事のスタイルが全く異なる
- □点在する支店間での情報交換の必要性がない
- □社員が頑張らなくても会社の存続は大丈夫
- □社内の風通しは充分に良い
社内SNS活用(事業拡大)お役立ちノウハウ
売上・利益を増やすには、社員全員の攻める意思と行動が不可欠です。ここでは成功のヒントを幾つかご紹介します。
ちなみに、社内SNSは売上・利益を増やすための道具という位置づけで考えています
(1)社員の「売上・利益」への執着心を強める
営業部隊であれば、個人の成績と報酬が直結しやすいので取り組みやすいですが、営業部隊以外だと測りにくいのが現状です。有効な手段が、担当部門の財務諸表を社員会議で共有し、あなたの努力はどの数字に表れるかを伝えることです。公正なルールであれば、少々こじつけでも構いません。社員の努力が数字で図れない現状を打破するのが第一です。
(2)なぜ働くのか! どこに向かうのか!を共有する
良い方法の一つは、A4用紙に大きな文字で
・私たちが存在意義、▲▲▲▲に●●●●を提供するためである
・私たちの目標は◆◆◆◆であり、3年後には■■■■を目指す!
と会社社内の目立つところに貼っておくこと。
更に良い方法は、毎朝全社員でそれを唱和すること
この目的は、マンネリの排除です。
人は誰しも慣れるとダレてきます。いつまでも緊張感を持って取り組むことはできません。そういう生き物なんです。
私たちの存在意義と向かうべき目標を定期的に唱和することで、その緊張感を取り戻すのです。
(3)社内SNSは、まずは少ないメンバーで使ってみる
社内SNSを使って社内コミュにケーションがうまくいく会社と、うまくいかない会社があります。
これには様々な背景や原因がありますが、一つ言えることはまずは6人程度で試してみるということです。
社員100人の会社であれば、100人全員がSNSでコミュにケーションを撮らなければならないと思い勝ちかもしれませんが、そんなことはありません。売上・利益を生み出す道具として効果があるかが重要なのですから、まずは6人程度で組織になじむかを試してみることからはじめてください。
(4)社内SNSは、社員の意識を成長させる道具と割り切る
まず大前提として会社と社員の共通点を整理します
- 会社と社員の共通点は
- ・何よりもまず、生活がかかっている。
- ・手元に入るお金は多ければ多いほど良い
- ・自分らしさ(豊かな生活)を大切にしたい
- ・今は苦労してでも将来は楽をしたい
- ということです。
一般的なSNSは参加者コミュニケーションを広める道具ですが、社内SNSは違います。コミュニケーションは奨励しますが、根底には事業を拡大させるという大きな目的があります。
社内SNSは、その目的の実現するための道具であり
- プロジェクトチームで活用するならば、下記の5つが重要となります。
- 1.リーダーがメンバーに「考え・意思」を伝える場とする
- 2.リーダーがメンバーに「問いかける」場とする
- 3.メンバーに対するコーチング(気付き)を与える場とする
- 4.メンバーの素朴な疑問に応える場とする
- 5.ふと浮かんだアイデアを自由に問いかけられる場とする
導入までのステップ
(1)社内SNSとは何かを知る
まずは社内SNSの成功事例と失敗事例を知り、どのような特性があるのか?や自社導入時に失敗しない方法を理解します
(2)自社診断を行う
診断シートに基づき、自社の現状を再認識します。導入した場合にどこから手をつけ、どのように活用していくかの指針になります。
(3)導入によるビフォーアフターを想像する
導入前と導入後で何がどのように変わると思うかを表に書き出します。これによって効果高いと見込めるところと、効果が出さそうと思われるところが浮き彫りになります。
※会社組織の特性により高い効果の出るポイントは異なります。
(4)試しに自部署で使ってみる
職場の周りに座る仲間に説明をして、実際に使ってください。使ってみることでどのような活用法があるかが実感できます。
(5)具体的なメリットを考える
ビフォー・アフターの違いから、会社にとっての具体的なメリットを洗い出します。
考えたメリット時間軸に置き換え、それぞれのメリットを全社での金額で置き換えてください。
4半期単位で考えて、導入最初の4半期でどれだけのメリットが出そうか、導入最初の半期では?導入後1年では?と時間と金額で見ることで効果が分かります。
この時点で効果が見えそうになければ導入はしないほうがお勧めです
(6)想定されるリスクを検証する
あらたな取り組みにはリスクはつきものです。
予め『落とし穴』を想定しておくことで、実行前に先手を打つことができますし、想定外のトラブルが起きたときにも迅速に対応できるようになります。
それに導入時の社内上層部への説明もしやすくなります。
(7)費用対効果を考える
『初期導入コスト』と『ランニングコスト』を費用とし、『生み出される効果(金額にて記載)』を効果として、費用対効果を産出します。
算出した結果が2年以内に元がとれそうになければ、導入は辞めたほうが良いでしょう。もし1年以内に元がとれそうであれば、導入に迷う必要はありません。
この時に大切なことは、効果の算出で現実離れしすぎないことです。絵に描いたモチでは全く意味がありません。
会社のお金を使うからには投資対効果が出るかどうかを判断する材料は正確さが高いほうが良いです。
それを踏まえて、実際にチャレンジするかどうかは、会社の上層部が改めて考えるものと割り切ってください。
(8)自社導入の具体的手順を考える
導入を決定した場合に、実際にどのような手順で導入するかを考えます。
SNSは設置自体は1日でも可能ですが、社員に理解してもらい、活用してもらい、有効性を実感してもらうには、それなりの戦略と戦術が必要です。
実際に小規模で試行することも必要ですし、
使い勝手を社員にインタビューすることも必要です。
本格導入前には、責任者からの強烈なメッセージが必要です。
もし、社内SNSを社員の意思を統率する強烈な武器にしたい場合は、責任者の強い意思を最初に社員に伝える必要があります。
(9)使い勝手を元に、社内への説得資料を作る
さて最後のステップです。
責任者に動いてもらうための説明資料をつくります。社内の実態に即して以下のような感じで作ります。
●まずはこれを目的に使いましょう。
●ここだけであれば、これだけ簡単に導入でき、実用性を試すことができます。
●実際にうちのチームでも試して検証はしています。
●それを踏まえてこのようは費用対効果が見込めます。
●他部署にも広めるときには、このような手順で進めます。
●このタイミングになれば、上層部からも全社に指示をだしてもらいます。
●最終的に向かうゴールは〇〇です。